㈱菓業食品新聞社

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京菓子司 都の「琥珀菓」 モナコでオフィシャルスイーツに認定

      2017/01/30

「花かずら 大納言」

 西ヨーロッパ・モナコ公国のラルヴォット地区にある日本庭園で昨年11月に、日・モナコ友好10周年記念事業として『第2回 日モナコ文化交流茶会』が開催された。これは、モナコ政府と在モナコ日本国大使館公認の事業であり、この度のオフィシャルスイーツとして、京菓子司 都(都食品㈲、高桑慎吾社長)の「柚子琥珀」「花かずら」「宇治金時琥珀」などの琥珀菓が認定された。

 会場となった日本庭園は、故グレース・ケリー公妃のために、故レーニエ3世公が計画し1994年に開園した。現在では、モナコ市民の憩いの場、観光スポットとして親しまれている。

プレゼンの様子

 当日は、モナコ政府関係者をはじめモナコ国内の招待客ら約30人が参加。抹茶と共に、オフィシャルスイーツに選ばれた柚子琥珀、宇治金時琥珀、花かずら、さつま芋琥珀、柿琥珀、珈琲あずき、夢木立などの琥珀菓がふるまわれた。その後に、高桑社長が京都や琥珀について、英語でプレゼンテーションを行った。アンケートによる菓子の評価は非常に高く、ゲスト全員に琥珀と抹茶の手土産が配布され、喜ばれた。

 モナコは、バチカンに次いで世界第2の小国だが、地中海の保養地として、多くの超富裕層が居住し、品質を極めたものに関心が集まっている。日本との外交関係は比較的新しく、国交樹立は2006年12月。

◎オフィシャルスイーツ 問い合わせ先
京菓子司 都
〒612-8297 京都市伏見区横大路貴船23
電話 075-611-5825

「宇治金時琥珀」