鳴海餅本店、「であいもん」とコラボ
鳴海餅本店(鳴海力之輔社長)は創業145周年記念として、「であいもん」とのコラボレーションを3月8日(日)~6月30日(火)の期間行っている。
また、3月26日(木)からは、京都市内5つの和菓子店をめぐるスタンプラリーも始まった。
「であいもん」は浅野りん氏が手がける、京都の和菓子店を舞台にした漫画作品で、㈱KADOKAWA「ヤングエース」に連載中。京都府生菓子協同組合(北川清治理事長)とも新聞広告やポスターでコラボしてきた。
今回の企画を担当している鳴海力哉氏は同店6代目。
「『であいもん』は、加盟する京都府生菓子協同組合を通して知った。京都の雰囲気を伝える作品で、当店創業145周年を通し、和菓子が盛り上がるきっかけになればよいと思った」と話す。
お菓子として、作品中の店「緑松」の和菓子「下萌」を再現した。
「抹茶あん、こしあん、白あんと、3つのあんが三重になっている薯蕷饅頭で、実際に作ってみるとおいしい。第21話に登場する重要な菓子で、作品のファンに喜ばれるのではないか。もう一品、期間内に提案したい」と話す。
本店、伏見店、大丸京都店、京都髙島屋で販売している。
また、対象商品を含む500円以上の購入者に、限定オリジナルポストカードがプレゼントされる。
スタンプラリーでは、同店のほか、左京区の緑菴、双鳩堂、上京区の長五郎餅本舗、山科区の山科鳴海餅の5店をまわるとオリジナル缶バッジがプレゼントされる。
鳴海氏は「作品には京都の様々な土地が描かれている。聖地巡礼のような気持ちでファンに巡っていただけるのではないか」と語る。
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