㈱菓業食品新聞社

お菓子の業界紙

京都駅に 京ぽんと伏水菓蔵

      2017/01/26

 ㈱和晃が運営する新ブランド「京ぽんと伏水菓蔵」が、2016年9月16日より京都駅コンコース新幹線中央口前「八条小町」に出店している。
 同店は、伏見の水・酒を使った代表銘菓「酒まんじゅう」を前面に出し、水・酒・茶をコンセプトに商品を展開している。

 井町充宏社長は、「当社のプロデュースするのは、『京ぽんと祇園菓舎』に続き2店目だが、この店では、当社の地元伏見をアピールしている。『おもてなし』を大切にし、また来ていただける店としていきたい」と話す。

 「京・伏水酒まんじゅう」は伏見の銘水「白菊水」、蔵元「豊澤本店」の純米大吟醸酒を使用している。そぼろ饅頭「杉玉」は、伏見の風物詩・酒蔵の杉玉をイメージした創作菓子。
 宇治抹茶を使った商品として、「宇治抹茶酒まんじゅう」や「小町舞」を用意。
 また、水をテーマに白菊水を使用した「寒天 水ゼリー」「呉竹つつみ」などを展開している。

「杉玉」「寒天 水ゼリー」「小町舞」

 冷蔵ケースを設置し、「抹茶大福」「抹茶ろうる」などを置いた。冷蔵系のお菓子は同社としては初めての挑戦。「新商品もどんどん出し、お客様のニーズを探る場所にもしていきたい」とのこと。