宇治土産集合ギフト第５弾 パフェ食べ歩き券同封

　宇治観光土産組合（岩井正和理事長）は、今年も中元に合わせて「宇治土産集合ギフト 宇治だョ！おみやげ集合ギフト（お土産 密にしました）」をネット販売している。
　同組合の会員店のお土産商品を詰め合わせ、ギフト商品とするもの。宇治の魅力を詰め込むことでギフトを受け取った人に、観光に来てほしいとの思いを込める。
　一昨年の中元からはじめ、今回が５回目となる。

　６月９日（水）に、宇治市役所で岩井理事長と清水義之理事が出席し、記者会見を行った。
　岩井理事長は、集合ギフトについて、
　「土産組合という私達でしか作れない特徴あるギフトセットであり、第１～４回目で累計８０００セット超を販売することができた。評判はよくリピーターも多い。一昨年より観光地の土産店は瀕死の重傷が続いた。３月より徐々に観光地らしい光景が戻ってはきた。しかし、京都・清水地区など空き店舗を見かけることが多く、残念な状態だ。このギフトの目的は、直接の土産品の救済から、宇治の魅力を伝え、宇治に観光に来ていただくことに重点が移っている」と話した。

　セットは11点の商品（６７３４円分）と２つのチケットがついて送料込の３９８０円。
　商品としては、茶だんごや宇治茶（煎茶）など名産10品と、今回の特別企画として、グリーンティー４社の飲み比べセットが入る。今までで割引率は一番だという。同日より受付が開始され、７月１日を皮切りに８回に分け発送予定。
　今までにない大きな特徴は、チケットとして「抹茶パフェ食べ歩き券」がついたこと。組合員５社（通圓／日の出園一休堂／岩井製菓／伊藤久右衛門／擽）のカフェで、ペアで２カ所回れる４回分のチケットがついた。また、宇治市の協力で宇治市市営茶席「対鳳庵」のペア入場券も同封される。

　岩井理事長は、「抹茶を使ったスイーツは宇治が誇るもの。７００円～９００円のメニュー４回分であるが、ギフトの代金には含まれていない。赤字にはなるが、宇治にきていただきたいという思いで、セットに入れた」と話す。
　
　販売目標は３５００個。今までの４回のギフト購入者は３割が宇治市、京都府で５割で、その送付先は全国に散らばっていたという。
　岩井理事長は「このギフトが、『宇治は元気だ』と伝える観光大使になってほしい」と話す。

宇治土産集合ギフト お中元 スタンダード おみやげ集合ギフト
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