㈱菓業食品新聞社

お菓子の業界紙

「ロスゼロ」で廃棄コスト削減を

   

 「ロスゼロ」とは、やむおえない事情で返品、または余剰品となってしまった商品を買い取り、インターネットを通じて消費者へ販売するサービス。
 新型コロナウイルス感染防止のため予定変更が余儀なくされている今、菓子業界の皆様にも検討されることをお勧めします。

 弊紙3月12日号掲載の「ロスゼロ」についての詳細は次のとおりです。

 ㈱ビューティフルスマイル(文美月社長、大阪市西区)では、食品ロス削減事業「ロスゼロ」を運営している。

 「ロスゼロ」は、同社が2018年6月に立ち上げたもので、大阪府より「おおさか食品ロス削減推進パートナー企業」として認定されている。
 物産展や展示会の中止、観光客向け食品、百貨店など小売店の食品、飲食店への納品予定食材など販路をなくした食品を買い取り、廃棄コストを減らすことを目的としている。 
 文社長は、同事業について次のように述べている。

 弊社では『ロスが減る、笑顔が増える』をビジョンとし、規格外食品や賞味期限前の余剰品を、全国の消費者や法人にインターネットを通して販売している。
 オフラインの法人販売も行うが、強みは主にインターネットでの販路開拓で、商品を買い取った上で弊社がサイト作成・受発注・配送を行うため、相手先に手間を取らせない利点がある。

 提供会社のブランド棄損がないよう、販売サイト上で、なぜ食品ロスが発生したか(コロナウイルスの影響による販売余剰など)の理由を明記し、消費者に販売する。
 現在食品ロスが日本各地で発生していることは一般的に認識されており、最後まで食べ切ろうという雰囲気が消費者側に醸成されている。直近の実績では、余剰となったインバウンド向けの土産菓子や、百貨店のバレンタインチョコレートを、1日数百箱完売させている。

 余剰品の廃棄コストを減らすだけでなく、社会貢献となること、さらに、一度消費者に食べてもらうことで、商品やブランドの認知度アップの機会にもなる。
 ロスゼロの活動はメディアにも注目されており、今年の2月にはテレビとラジオに4度取り上げられた。格安販売が最も食品ロスの量を減らしやすいが、難しい場合は弊社が定価販売し、原価と手数料を引いた金額をフードバンクに寄付している。余剰品やわけあり品など、今後の食品ロス対策にぜひご検討いただきたい

 同事業で取り扱う菓子は100個から受け付けている。問い合わせ電話番号は06・4708・7802まで。
 
 なお、2月14日バレンタインデー、3月14日ホワイトデーに続き、4月14日を「ロスゼロデー」と記念日登録した。
 まだ賞味期限が残るが行き先を失ったギフト菓子を消費者に買っていただく「環境とお財布に優しい日」とする。食品ロスの削減と購買意欲喚起の両方を目的とした、新しい市場を日本に創り出すことを目指している。

ロスゼロ ホームページ
https://www.losszero.jp/