㈱菓業食品新聞社

お菓子の業界紙

京都タワーにフルーツサンド専門店

      2020/06/18

 ㈱美十(酒井宏彰社長)は、6月4日(木)、下京区の京都タワーサンド1階に、フルーツサンド専門店の「フルーツパンダ。by bekkaku」をオープンした。
 4月にオープンを予定していたが、新型コロナの影響で延期し、京都タワーサンド営業再開日のオープンとなった。

 「おたべ」や「京ばあむ」などを展開する同社が、今回、提案するのは、フォトジェニックなフルーツオープンサンド。
 フルーツは4種類からスタート。
 いちごには、練乳クリームと共に自家製あんこをトッピングするなど、生八つ橋を製造する同社ならではの工夫がある。
 ほか、「りんごとキャラメルクリーム」、「キウイとはちみつクリーム」、「バナナとチョコクリーム」を組み合わせた。
 隣の「京ばあむ」ブースで作り、出来たてを提供する。

 使用するパンは、同社の高級食パン店「別格」(中京区新町通錦小路上る)のパンを使用する。同店は、全国でユニークな高級食パン店をプロデュースするジャパンベーカリーマーケティング㈱の岸本拓也氏と共に開発し、昨年12月にオープンさせた。お土産や贈答品を得意とする同社の中で、デイリーの需要を確保している。

 同社マーケティング部によると「『別格』は緊急事態宣言中もずっと開けていた。近所の方が買いにきてくださった」とのこと。
 新店について、「ここ京都タワーは若い人も多く訪れる。現在、新型コロナが収束していない状況下で、大きく宣伝はしていないが、フォトジェニックな商品でもあるので、例えばピクニック等に持っていくと楽しい時間を演出できると思う」とのこと。

「キウイノパンダ」